スタートアップは静的型付言語しか勝たん

序章

静的型付け言語がスタートアップにおける成長戦略にどのように貢献するかを解説する記事です。

静的型付け言語とは

静的型付け言語とは、プログラムの実行前に変数の型が決定され、コンパイル時に型チェックが行われる言語のことです。Java、C#、Rust、TypeScript、Goなどが代表的です。実行前にエラーを発見しやすく、大規模なプロジェクトや長期的なメンテナンスに適しています。

静的型付け言語のメリット

  • エラーの早期発見 静的型付け言語は、コンパイル時に型の不一致や変数の誤用を検出します。これにより、ランタイムエラーが減少し、開発初期段階で問題を発見できるため、時間とコストの節約につながります。
  • コードの可読性と保守性 型情報がコードに明示されているため、他の開発者がコードを理解しやすくなります。チームが拡大する際に、コードの保守性を高める重要な要素です。
  • パフォーマンスの最適化 静的型付け言語は、コンパイル時の最適化が可能であり、実行時のパフォーマンスが向上します。
  • 大規模なプロジェクトへの対応 静的型付けは、大規模なプロジェクトや複雑なシステムにおいて、構造的な整合性を保つのに役立ちます。これにより、スケーリング時の障害を減らすことができます。

スタートアップの制約と命題

制約

スタートアップは、カネ、ヒト、モノ、そして時間など、とにかく全てのリソースが足りていません。そういった制約の中で、経営陣は限られたリソースをどうやって最大限活用するか、日々頭を悩ませています。

命題

スタートアップ最大の命題は成長し続けることである

スタートアップが静的型付け言語を採用するべき理由

人員拡大とコードの安定性

  • 長期にわたって人員を増やす必要があります。
  • 新メンバーがjoinしても、既存のコードベースにデグレードをもたらさずに開発を進められます。 →静的型付け言語はその厳格な型システムにより、既存コードに悪影響を与えるリスクを減らしながら新規開発ができます。

メンバーのレベルと技術選択

  • ミドルレイヤー以上の開発者は、チーム開発の生産性を重視する傾向にあり、静的型付け言語を好みます。
  • 一方、プログラミング教室などで学ぶ初心者やジュニア開発者は、カリキュラム的に動的型付け言語を使うことが多いです。静的型付け言語の採用により、結果的に経験豊富な開発者を惹きつける効果があります。

アンチパターン

  • 動的型付け言語を採用すると、サービスが拡大にするにあたって既存コードのデグレが発生しやすくなり、成長に寄与しないメンテナンス系のタスクが増えます。
  • 以上のことがわかっているミドルレイヤー以上のエンジニアにとって、アップラインが見えてしまう、初心者の理解できないコードを解読するという苦痛を伴うタスクが発生してしまいます。
どちらの理由も、成長のエンジンであるエンジニア、特にレベルの高い人が辞める原因となってしまいます。

結論

以上の理由から、静的型付け言語は長期的な成功に向けたスタートアップの賢明な選択と言えます。